多言語で宿泊予約 訪日客の農泊利用 5倍 「日本語限定」を圧倒 農水省が205地域調査

 日本語以外の言語でインターネットの宿泊予約を受け付けることで、訪日外国人(インバウンド)の宿泊者数が5倍に増えることが、農水省の調査で分かった。海外に住み、日本語がうまく使えない人にも予約しやすい環境を整えたことで、農家民泊(農泊)利用者の拡大に結び付いた。

 2017年度に同省の農泊支援地域に採択された205地域を対象に、日本語以外の言語にも対応したインターネット予約の有無、宿泊したインバウンドの年間人数を調べた。

 多言語でインターネット宿泊予約ができるようにした63地域の1地域当たりの平均宿泊者数は、延べ1547人だった。一方、日本語だけの対応の142地域は同314人にとどまった。

 同省によると、多言語で対応する地域は、クレジットカードをはじめ現金を使わないキャッシュレス決済を導入するなどの環境整備が進んでいる。「多言語やネットでの対応、キャッシュレス決済はインバウンドを呼び込む要素になる」(都市農村交流課)と指摘する。
 

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