今年は〈政治特異年〉で幾多の歴史の節目が並ぶ

 今年は〈政治特異年〉で幾多の歴史の節目が並ぶ。“平成最後”の政治決戦が日曜日に迫る。結果は7月の国政選挙に大きな影響を与える▼与党が苦杯をなめてきた12年に1度の〈亥(い)年選挙〉の年である。統一地方選前半戦は大阪を除き、自民党1強の傾向がはっきり。21日には後半戦とともに大阪12区、沖縄3区の衆院補選の行方に注目が集まる。大阪は「弔い選挙」で自民、沖縄は玉城氏の知事転出による野党系候補の動向が焦点となる。波乱があれば3カ月後の国政選挙を左右する▼前半戦で特筆すべきは二つ。与野党が拮抗(きっこう)してきた北海道の結果と、政権中枢の権力構図の変化である。与野党激突の道知事選は約66万票もの差で与党が圧勝。しかも道議会で自民が36年ぶりに単独過半数を得た。政権内部に目を転じれば、菅官房長官が力を増す一方、麻生副総理・財相の求心力低下が目立つ▼政権の心棒は当初、安倍首相を頂点に麻生氏と菅氏を底辺の両極にする二等辺三角形で安定してきた。今は底辺を二階幹事長も加わり支えるが、内部の不協和音が一挙に噴出しかねない。辞任ドミノは広がるのか。さらに、道知事選で十分機能しなかった野党共闘はどうなるのか▼後半戦の結果次第では“衆参ダブル選挙”も。そんな雰囲気が再燃し始めた。

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