[農の発信“巨”点](3) 歴史の“語り部” ひとつぶ3メートル

米取引でにぎわった堂島川のほとりにある米粒の石像(大阪市で)

 大阪市北区のビジネス街に、白御影石製の米粒の像「一粒の光」がたたずむ。長さ3メートルで最大直径1・5メートル、重さは9・5トンほどあり、穀物のオブジェでは世界最大級だ。

 ここは、かつて世界初の先物取引所「堂島米市場」があったところだ。江戸時代から米を盛んに売買し、商業都市・大阪の発展を支えた。

 「一粒の光」は、その歴史の“語り部”として2018年に日本取引所グループなどが制作した。デザインは世界的に著名な建築家、安藤忠雄氏が手掛けた。

 6月に同市で開かれるG20首脳会合の会場などで流れる地元の紹介映像にも、この像が登場する。同グループ広報・IR部の矢田真博課長は「米の商いで発展した大阪経済の歴史を感じてほしい」と話す。 
 

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