手作りマスク役立てて 福祉法人に361枚 JAしまね出雲女性部

感染リスクを考え少人数で集まり工夫して作ったマスク(島根県出雲市で)

 島根県のJAしまね出雲女性部は、社会福祉法人JAいずも福祉会に手製のマスク361枚を贈った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、施設の職員用マスクが不足していると聞き、女性部で支援を決定。マスクは、法人が運営する高齢者福祉施設「みどりの郷」4施設と障害者就労支援施設「ぽてとはうす」で活用してもらう。

 ウイルスに感染すると重症化するリスクが高い高齢者の施設でマスク不足と聞き、役員会で全36支部の支部長らに作成を呼び掛けた。法人は5施設に計190人が勤務し利用者は1日平均228人。接触が多い業務のためマスク着用は必須だ。

 贈ったマスクは、3重構造でノーズワイヤー入り。ガーゼを当てて使い洗濯して再利用できる。材料が不足する中、JAしまね出雲地区本部が運営する生活購買店舗や地元の呉服店などで仕入れた「さらし」を裁断して使い、伸縮性の高い布を切ってゴムひもにするなど工夫。今回は早くマスクを届けようと役員中心の約50人が各地区で作成。出雲女性部は全体で約4800人が在籍し、状況を見て多くの部員で第2弾を実施する計画だ。

 贈呈式では、高野智子女性部長らが法人の岡田達文理事長らにマスクを手渡した。岡田理事長は「有効に活用させていただきます」と礼を述べた。高野部長は「元気で安心して暮らせるよう、マスクを活用してもらいたい」と願った。
 

おすすめ記事

JAの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは