継続は力である

 継続は力である。実に40年以上にわたり産地と食卓を結んできた。JA全農の月刊冊子「Apron(エプロン)」が500号の大台に達した▼500号記念の3月号のページをめくってみた。オールカラー刷で国産農畜産物の豊かな色彩が伝わる。表紙は産地紹介「ふるさと探訪」に関連した品目の花シリーズ。今回は神奈川県小田原市のかんきつ「湘南ゴールド」の華麗な白い花が飾る。果実はやや小ぶりで、色はレモンに近く美しい。今は露地物が食べ頃▼タイトルの「エプロン」は食卓をイメージした。発行部数は36万部で、B6判と小さめなのは女性のバッグに手軽に入れられる配慮から。毎月、JA直売所やAコープ店舗などに無料で配る。スマホで「全農エプロン」と検索すれば、3年分のバックナンバーを読める▼生産者の笑顔を届け、日本農業のファンを一人でも増やしたい。そんな思いがこもる。実用記事が多いのも人気の理由だろう。読者からの応募料理「わが家の味」は実際のレシピを基にプロが再現した写真を掲載する。イラスト入り家庭菜園欄も目玉企画の一つ▼昨年からは新企画で食と農をテーマに作家のリレーエッセーも始めた。500号は直木賞作家の浅田次郎さん。「お米、大好き!」の表題は農家への“応援歌”に違いない。
 

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