茂木外相 5日から訪英 貿易交渉詰めの協議

 茂木敏充外相は4日の閣議後会見で、5日から英国を訪問すると発表した。日英貿易協定交渉を巡り、6日からトラス国際貿易相と大筋合意に向けた詰めの協議を行う。農業分野では、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)で既に設けている乳製品などの英国枠は認めない方針だ。

 茂木外相は会見で「かなり長時間の交渉になると思うが、妥結点を見つけ、合意に達したい」と強調した。

 EUを離脱した英国と日本の間で、日欧EPAの税率が適用される「移行期間」は12月末まで。このため、日英両政府は年明けの新協定発効を目指しているが、日本は臨時国会での承認が必要になる。

 交渉は、日本産の自動車・同部品の関税撤廃時期や原産地規則などが焦点だ。農産物では、日欧EPAでも設けた牛肉などのセーフガード(緊急輸入制限措置=SG)の発動基準数量などが論点となる。

 交渉は6月、閣僚級のテレビ会議で開始。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、首席交渉官会合など事務レベル協議も対面を避けて交渉してきた。
 

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