ガソリン携行缶 扱い注意喚起 国民生活センター

 国民生活センターは、農機具用などのガソリンを入れる携行缶の取り扱いを誤ると、ガソリンが漏えいや噴出し、引火・爆発事故が発生する危険があり死傷者も出ているとして注意を呼び掛けている。ガソリンは引火性が高く、小さな火種でも引火する危険性がある。

 同センターによると、2021年1月末までの5年余りのうちに、「農機具用のガソリンを保管していたところ、携行缶の底からガソリンが漏れていた」など、保管中にガソリンが漏れたなどの相談が11件寄せられている。

 高温になる場所でガソリンが入った携行缶を保管したことで内圧が上昇。キャップを外すとガソリンが噴出し死傷者が出た引火・爆発事故も発生している。

 同センターが行ったテストによると、直射日光の当たる車内に携行缶を放置したところ、内容物の温度は60度以上に上昇した。同様な状況をつくり、携行缶のキャップを外すと瞬間にガソリンが激しく噴出した。さらに、携行缶から約3メートル離れた場所で火花を発生させると、噴出して地面に飛散したガソリンに引火し、広範囲にわたって激しく燃え上がった。

 同センターは事故を防ぐため、①直射日光が当たるなど高温になる場所には保管しない②温度変化の大きい場所での保管は控え小まめに圧力調整する③必要以上のガソリンを保管しない──ことが重要としている。
 

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