組合員らの善意届け フードドライブ協力を呼び掛け JAにいがた南蒲

新潟県フードバンク連絡協議会に桃を提供する吉田会長(左)(新潟県三条市で)

 JAにいがた南蒲は、三条市にある農産物直売所「ただいまーと」でフードドライブを行った。組合員や地域住民に協力を呼び掛けて開いたのは、県内のJAでは初めて。約40人が食品の提供に協力。野菜や調味料、缶詰など約700点が集まった。JAは精米した「コシヒカリ」100キロと、桃「なつっこ」25キロを提供した。食品は新潟県フードバンク連絡協議会を通じて、生活に困窮する家庭などに届けられる。

 フードドライブとは、家庭で余っている食品を必要とする人に届ける社会貢献活動のこと。国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)にも関連する。JAは、SDGsの目標達成に貢献するため取り組みを始めた。

 地元紙やJA准組合員向け広報誌、公式のインターネット交流サイト(SNS)などで、「全ての子どもたちに、おなかいっぱい食べてもらいたい」のメッセージとともに組合員や地域住民に協力を呼び掛けた。

 鮮度の保持が難しい青果物は「ただいまーと」出荷会員に協力を求め、トマトやナス、スイカ、ブドウといった取れたてが集まり、その日のうちに届けられた。

 JA経営管理委員会の吉田文彦会長は「企業としてSDGsの取り組みを強化するのは、社会的責任となっている。協同組合は“一人は万人のために、万人は一人のために”が根本だ」と指摘し、「今回の取り組みが、食料を必要とする地域住民に届けることに少しでも役立ちたい。今後も地域や出荷者に声を掛けて継続したい」と話した。
 

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