阪神・淡路大震災から24年 防災・減災 経験生かせ 神戸市でイベント

兵庫県丹波市産の薬草・トウキを使ったうどんの炊き出しを行う学生ら(17日、神戸市で)

特産PR、復興も発信


 6434人の犠牲者を出した阪神・淡路大震災の発生から17日で24年。各地で大規模な地震や自然災害が相次ぐ中、震災の教訓を伝え、防災や減災につなげようと、「ひょうご安全の日のつどい」が神戸市などで開かれた。各ブースでは、東日本大震災を経験した東北各県や、2018年に豪雨被害に見舞われた岡山県などが特産品をアピール。食を通じ、来場者らに復興の状況や教訓を発信した。
 
 岡山県特産の白桃やブドウを使った加工品などを紹介した同県観光連盟の畝岡治課長は「食べることが生産者への支援につながるのでぜひ訪れて食べてほしい。これまで災害があまり起こっていない地域でも、油断してはいけないという教訓も伝えたい」と力を込めた。

 次世代への教訓の継承が課題となる中、会場では、高校生や大学生ら若い世代の活動も目立った。兵庫医療大学の学生グループは、同県丹波市で栽培される薬草・トウキを使ったうどんの炊き出しを実演。同県立舞子高校環境防災科の生徒らは、各地での災害ボランティア活動の経験を来場者らに伝えた。

 同科1年の大澤太希さん(16)は「国語や数学の勉強も大事だが、これからは防災について学ぶことが将来役立つと考えて入学した。被災地で実際に見たり聞いたりしたことを生かしていきたい」と先を見据える。

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