老後の貯金は心もとないが、「貯筋」ならすぐに始められる

 老後の貯金は心もとないが、「貯筋」ならすぐに始められる。元手は食事と運動だけ。しかも健康長寿の「利息」が付く▼長野県・諏訪中央病院の名誉院長、鎌田實さんが、本紙で「貯筋のススメ」を説いている。71歳の鎌田さん、東北の被災地支援、イラク難民キャンプの医療支援と精力的。その体を支えるのが、まず運動。春から秋はウオーキング。テレビを見ながらスクワットにかかと落とし。冬は大好きなスキーを存分に楽しむ▼次が食事。特に「野菜は命の源」。筋力づくりには、卵や肉、魚、納豆、ヨーグルトなどの良質なタンパク質が欠かせない。お年寄りはこれが不足すると、骨や筋肉が痩せ、認知症や要介護の原因になるという。「貯筋」のゴールデンタイムは運動後30分以内で、鎌田さんは味付き卵を食べる▼長命の人に肉好きが多いのは理にかなう。牛肉は、人間の体のもとになる9種類の必須アミノ酸を含む。脳が喜ぶ「幸せホルモン」が出るとの学説も。なるほど、肉を食べると誰もが笑顔になる▼夏ばて解消と「貯筋」を兼ね、「幸せホルモン」大放出といきたい。和牛なら笑顔も増す。トランプ流、米牛肉の押し売りなら「幸せホルモン」は減じよう。まして売れ残りのトウモロコシとセット販売だなんて。胸焼けする。

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