作付面積2・6万ヘクタール減 18年 労働力不足響く

 田畑の作付面積が延べ404万8000ヘクタール(2018年)となり、前年から2万6000ヘクタール(1%)減少したことが農水省の調べで分かった。耕地利用率は91・6%で0・1ポイント低下した。農家の高齢化や離農、労働力不足などで作付けの減少傾向に歯止めがかからず、作付面積、耕地利用率とも比較可能なデータがある1955年以降最低を更新した。

 農政の中長期の指針である現行の食料・農業・農村基本計画は、作付面積を2025年に443万ヘクタールまで増やすことが必要としていたが、目標との開きがさらに拡大した格好だ。

 作付面積は裏作を含む延べ面積で算出。田畑の合計では34年連続の減少となった。田が223万6000ヘクタールで前年比1万1000ヘクタール減少。畑は181万2000ヘクタールで1万6000ヘクタール減った。

 品目別では水稲が147万ヘクタール(5000ヘクタール増)、ソバが6万3900ヘクタール(1000ヘクタール増)と増えた。だが、麦類は27万2900ヘクタール(800ヘクタール減)、大豆が14万6600ヘクタール(3600ヘクタール減)、ナタネが1920ヘクタール(60ヘクタール減)、その他作物が209万3000ヘクタール(2万7000ヘクタール減)となった。農水省は「労働力不足などが影響している」(統計部)とみる。

 耕地利用率は田が93%で同0・1ポイント上昇。畑は90%で同0・2ポイント低下した。

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