[活写] 脱プラへ“先祖(わら)”返り!?

ストローの語源はわら。自然の恵みを生かして製造する(福井市で)

 大麦で作ったストローが、自然環境に配慮した商品として注目を集めている。麦茶や大麦食品を手掛ける福井大麦倶楽部(福井市)が、昨年から売り出した。原料は地場産で、自然の力を活用して製造する。六条大麦の作付面積が日本一の福井県ならではのアイテムで、プラスチックごみの削減にもつながる。

 農事組合法人てんが(同市)が生産した六条大麦「ファイバースノウ」を原料にする。同社が天日で茎を乾燥。はさみで18~20センチに切りそろえ、殺菌消毒をして完成させる。直径は自然の大麦のままの3~6ミリと幅広いのも味。

 消費者の要望に応えて商品化したもので、昨年は製造した5万本が完売した。今年は10倍の50万本を作る予定で、収穫作業は5月下旬にスタート。同社の重久弘美さん(55)は「使った後は土に返るストロー。黄金色の麦畑を思い起こさせるはず」と自信を示す。価格は10本入りで330円。(富永健太郎)
 

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