食ロス減 買って貢献 都市住民向け全農マルシェ

規格外の農産物を買う消費者(14日、東京都江東区で)

 JA全農は14日、規格外品や直売所の売れ残りなどの食品ロス削減へ、東京都江東区のマンションでマルシェを開いた。会場となったマンションでは3回目の取り組み。農産物は福島県郡山市にあるJA全農福島の直売所「愛情館」から運び、エントランスにはオープン前から住民らが列を作った。

 マルシェに協力する三井不動産レジデンシャルのマンションで行った。当日はハクサイ、シイタケなど農産物10品を箱に並べた。「傷があるなどで、選別規格外」「大きさが不ぞろい」など、「訳あり」の理由をPOP(店内広告)で紹介。リンゴを購入した居住者は「試食させてもらったら、訳ありとは思えないほどおいしかった」と話した。

 全農は、余剰食品を販売し食品ロス削減を目指す通販サイト「tabeloop(たべるーぷ)」などを運営するバリュードライバーズと連携し、都内で同様のマルシェを開いている。

 バリュードライバーズの山本和真副社長は「マルシェでは、どんな人がどういう思いで作っているかなどのストーリーも届けたい」と話す。

 全農営業開発部青果営業課の結城誠課長代理は「物流費など課題はあるが、市場に出せなくても実はおいしいものなどを少しでも多く食べてほしい」と取り組みの広がりに期待する。
 

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