[農と食のこれから 二つの学校から]後編(下) 引きこもり生活一変 新たな居場所 たくましく歩む

温床作りの作業中、すきを肩に担ぎポーズを取る雙田さん(水戸市で)

 「自信はまだないけれど、怖いほど迷いがない。きっと僕は農業が好きなんだと思う」。新型コロナウイルス禍の2020年度に日本農業実践学園に入校した18人の中で最年少、28歳の雙田貴晃さんが、ナスを促成栽培する温床を作ろうと土壌を掘り返しながら、白い歯を見せた。

 挫折からしばらく引きこもりの生活が続いた。外の世界に連れ出してくれたのが農業だった。
 

諦めた司法試験


 「理系一家」の末っ子だ。……
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