筋肉スーツ 続々販売 各社農業向け意識 腕上げる動作補助 都内でロボット展示会

農業を意識して開発された、腕の上げ下げを支援するアシストスーツ。イノフィスは「マッスルスーツ」の新機種を展示した(東京都江東区で)

 京都江東区の東京ビッグサイトで22日まで開かれている産業ロボット関係の展示会「ロボデックス」で、梨の収穫など、腕を上げる作業を助けるアシストスーツの新製品を、各社が展示している。他産業に比べ安価にするなど、農業向けを意識した。今春の農作業シーズンに向けて販売を本格化させる。

 イノフィスは電気を使わず空気圧式の人工筋肉で腰の負担を和らげる「マッスルスーツエブリィ」を販売してきた。今春発売予定の機種は、腕の上げ下ろしや腕を上げたままの姿勢を助ける。「マッスルスーツに“腕”誕生」とPR。会場では農作業の様子を映像で流し、農業での利用を促す。11万~12万円台の販売価格を狙う。

 ダイドーも、モーターを使わない機種を販売。これまでの「TASK AR2・0」は重さ5キロ以上の工具を頭上に持ち上げて作業をする場合を想定していた。価格は40万円台。農家には高価なので今春には安価な「AR3・0」を売り出す。

 動力は従来のガススプリングに対し、ショックコードというゴムを利用。導入コストを大幅に下げるとともに、より軽くし「軽快な装着感」をうたう。「農業を意識してます」と同社。価格は十数万円程度になりそう。

 ユーピーアールは、腰の負担を軽減する電動式のアシストスーツを販売してきたが、今月から腕の動きもモーターで助ける「MODEL Y +kote」を発売する。荷物の上げ下げなど、腰と腕の両方を助ける。130万円程度になる。

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