〈桜の戦士〉はどんな活躍をするだろう

 〈桜の戦士〉はどんな活躍をするだろう。世界強豪の激突、ラグビーW杯がいよいよ▼きょう初戦のロシア。試合前の二つに注目したい。まず平原綾香さんが国歌独唱し空自ブルーインパルスが飛行する。8年半前の大震災と絡む。平原さんは、歌で被災地を励まし続けた。先の空自部隊は津波被害を受けた宮城・東松島に基地を持つ。アジア初のラグビーW杯は復興大会と重なる▼岩手の釜石鵜住居復興スタジアムは開催地の一つ。鵜住居は〈うのすまい〉と読む。釜石は鉄の町、そして多くの日本代表を輩出したラグビー隆盛の地である。名の通り被災後の〈復興〉を目指す。平原さんは1年前、完成式典で地元中学生と合唱曲「いつか海をこえて」を歌う。〈いつの日もそばにいる たとえ離れていても〉。曲は追悼と復興を願い創作された▼11月2日の頂上決戦まで全国12都市で48試合を行う。期間中に欧米豪を中心に海外から50万人以上の観客が訪れて、いわば“ラグビーインバウンド”特需に。特にビール消費は爆発的らしい。試合前から飲み、試合中も飲み、試合後も飲む。ハイネケンが公式スポンサーだが、地ビールや国産麦の需要拡大も期待したい▼ラグビーで浮かぶ言葉は「前へ」。突進する勇気は、同時に前を向く生き方とも結び付く。
 

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