3―R 「エコ」一目でSDGs応援 全農ひろしまブランド発足

試験的に販売する「3―R」の資源循環野菜。好評で午前中は買い求める客でにぎわうという(広島市で)

 【広島・全農】JA全農ひろしまは、資源循環型ブランド「3―R(さんあーる)」を立ち上げた。環境保全と持続可能な農業の推進を目的に、耕畜連携など要件を満たした県産農畜産物や加工品、生産資材を全農ひろしまが認定する。一定要件を満たす商品に認定マークを付ける「見える化」で、消費者に農産物購入などを通じ、環境保全の意識を高めてもらう。国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)につながる取り組みとして活動を広げる。

 「3―R」は、畜産業で出る堆肥を、農作物の肥料として再利用(リサイクリング)し、飼料用稲・米などを家畜に与える資源(リソース)循環活動を繰り返す(リピート)ことで、地域の環境保全につなげるとして三つの英語の頭文字から名付けた。

 商品の一つである「資源循環野菜」は、指定する堆肥の使用や全農ひろしま認証資格のJA施肥マスターが土づくりを指導した圃場(ほじょう)を要件とする。土づくりから指導し、品質の高い商品の生産と環境負荷の軽減を図る。

 試験的に8月から広島市の直売所「とれたて元気市 広島店」で販売を始め、好評だ。全農ひろしまの水永祐治県本部長は「3―Rは、生産から販売までを担うJAグループならではの取り組み。持続可能な広島県農業でSDGs達成に貢献したい」と力を込める。

 全農ひろしまは「地域の魅力を未来に伝えるために」をキーワードに「3―R」認定商品を充実させ、「地産地消」に「耕畜連携・環境保全」を加えた新たな価値領域の確立を目指す考えだ。
 

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