復興ミカンで恩返し 台風被災地に1トン JAえひめ南

提供するミカンを中村知事(右)に手渡す山本組合長(14日、松山市で)

 かんきつ産地のJAえひめ南は台風19号の被災地に、ミカン1トンを提供する。昨年7月の西日本豪雨で被災した際、全国から産地の復旧・復興に支援を受けた恩返し。14日にはJAの山本長雄組合長らが松山市の県庁を訪ね、発送の窓口になる県の中村時広知事にミカンを手渡した。

 送り先は今後、県が選定し、順次発送する。第1弾は、県職員らが集中的に支援に入る福島県本宮市に送る予定で、他の自治体などに提供する準備も進めている。

 JAは西日本豪雨で、かんきつ園地を中心に甚大な被害を受けた。生活の復旧や園地に流入した土砂の撤去など、全国の自治体やJA、関係団体から支援を受けてきたという。ミカンの提供は被災した農家の要望も踏まえた。

 山本組合長は「台風の被害を知って、いてもたってもいられなかった。昨年の被災で全国から支援を受けたので、被災地にミカンを提供したい」と思いを伝えた。

 中村知事は「愛媛らしい贈り物なので、提供はありがたい。しっかり届けさせてもらう」と応じた。
 

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