豪にイチゴ初輸出 施設条件クリア 岐阜県・全農

岐阜県産イチゴのオーストラリア向け輸出出発式(25日、岐阜市で)

 岐阜県、JA全農岐阜、JAぎふは25日、国内トップを切って県産イチゴをオーストラリアへ輸出を始めた。昨年に同国が日本産イチゴの輸入を解禁したのを受け、進めてきた生産や選果梱包(こんぽう)施設の登録などがこのほど完了。同日、岐阜市内の県JA会館前で出発式を開いた。

 輸出されるのは(株)本丸いちご本圃(本巣市)が生産した「華かがり」20キロと、JA全農岐阜いちご新規就農者研修所(岐阜市)が生産した「美濃娘」5キロ。

 昨年8月に日本からオーストラリアへのイチゴ輸出が解禁され、同年10月から輸出条件となる生産施設の登録申請、選果梱包施設であるJA全農岐阜青果物パッキングセンター(岐阜市)の登録申請、ショウジョウバエ類のトラップ調査などを進めてきた。

 2020年度に輸出条件を満たし、登録を受けた生産施設と選果梱包施設は岐阜県だけという。今回のテスト的な輸出を足掛かりに、来シーズン以降に量を増やし、輸出を本格化させたい考え。

 出発式で古田肇知事は「今回は日本初の快挙。海外での評価が高い県産イチゴは飛騨牛に続く岐阜県ブランドとして大いにアピールできるはず」とあいさつ。県園芸特産振興会いちご部会の村瀬巧憲部会長は「今後、県内の他の生産者からも希望を募り、生産施設を増やしていく。輸出拡大に向け努力していきたい」と決意を述べた。オーストラリアからの応援ビデオメッセージも披露され、最後は全員で出発するトラックを見送った。


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