きょうは「高校野球記念日」

 きょうは「高校野球記念日」。甲子園の高校野球大会は準々決勝を迎える。残暑の中、球児はひたむきに白球を追う▼高野連によると、1915年のこの日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会した。全国73校から地区予選を勝ち抜いた10校が参加。京都二中が優勝した。うなる剛速球、ファインプレー、起死回生のホームラン。今年も古里の思いを乗せて、さまざまなドラマが編まれる▼米国を放浪した30年近く前、ロサンゼルスで日本人による小さな草野球大会があった。米国なのに、なぜか米国人は外人枠で2人までという決まりだった。ひょんな出会いで準決勝から投手で参加。決勝に勝ち進んだが、相手チームには愛知県の強豪高校の元投手、元プロ野球選手らがずらり。異国でも野球とは。みんな白球に取りつかれているなと感心する間もなくノックアウトされた▼俳人の正岡子規の野球熱は有名で、打者、走者、直球、飛球などの訳を残した。その功績で没後100年の2002年には野球殿堂入りした。ポジションは捕手。野球への熱い思いを句や短歌にした▼〈まり投げて見たき広場や春の草〉〈九つの人九つの場をしめてベースボールの始まらんとす〉。子規が甲子園の大会を見たら、どんな句を詠むだろうか。
 

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