アフリカ豚コレラまん延懸念 韓国で2例目確認

 韓国で2例目のアフリカ豚コレラが確認された。日本の農水省に当たる韓国農畜産食品部が18日発表した。畜産地帯で立て続けに発生が確認され韓国国内では、同病まん延への懸念が強まっている。韓国と人の往来が多い日本でも一段と警戒が必要な状況になった。

 2例目が確認されたのは、北朝鮮国境に近い京畿道漣川郡にある繁殖から肥育まで4700頭を一貫経営する養豚場。17日に確認された1例目の同道坡州市の養豚場とは接点はないという。

 韓国農畜産食品部によると、2例目となった養豚場は、母豚1頭が死亡したことを受け17日、同部検疫本部に申告し、18日にアフリカ豚コレラと確定した。母豚、子豚、肥育豚の計4700頭の殺処分を命じた。

 また、1、2例目の養豚場を中心に、同道と江原道の6市郡を重点管理地域に拡大指定し、豚の搬出禁止措置を当初の1週間から3週間に延長した。食肉処理も指定した処理所に限る。一方、2例目発生を受け、同国内では、8年前の口蹄(こうてい)疫の悪夢が再現するのではないか危惧する声もある。同国では2010年11月、中部地域の慶尚北道で初めて口蹄疫が発生。政府は楽観視し、初動対応をおろそかにした。その結果、同病は翌年5月までまん延、過去最多の330万頭以上の豚を殺処分した。

 現地メディアによると、アフリカ豚コレラ1例目の養豚場に出入りしていた8台の車両は前月21日~今月16日の間、江原道の23農場にも出入りしていた。
 

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