アプリで農業情報 農水省が無料提供 利用者間の交流も視野

 農水省は、農家が使うことを想定したスマートフォン用無料アプリ「MAFF(マフ)アプリ」の提供を始めた。国の農業政策などの情報を得やすくするのが目的で、現在の登録者数は約8000人。将来的にはアプリを通じて農家や自治体、関係団体・事業者など多様な関係者が交流できるようにすることも想定。農業に関わっていたり、興味を持っていたりする人の情報交換の場としたい考えだ。

 利用者はインターネット上でアプリを入手し、品目や地域、「スマート農業」「輸出促進」などの関心事項を登録すると、関連情報を見ることができる。ネット上での無料提供が始まったのは5月で、約8000人の登録者のうち4割が農家。災害が発生する恐れがある際、施設栽培や畜産など、分野ごとにまとめた情報をスマホに直接届ける仕組みも取り入れた。

 将来はアプリ上で補助金の申請ができるようにして、現地確認のためにスマホで撮影した写真を提出することも検討。情報のやりとりは、同省と利用者の間だけにとどめず、利用者間でもアプリを通じて連絡を取り合うことも計画する。

 例えば、労働力の確保に向けて、農家と農作業を支援するサービスを展開する企業とのマッチング(結び付け)の場を提供したり、農繁期が異なるJA間で労働力を融通したりする際に活用することを構想する。
 

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