カフェ、酒店で…規格外の花販売 第一花きと連携 hanane

洋菓子店「まるずcake」での生花販売(ハナネ提供)

 切り花の市場規格外品の販路が拡大している。生花販売のhanane(ハナネ、東京都港区)は11月から、東京都中央卸売市場北足立市場の生花卸・第一花きと連携を始め、全国の花農家から規格外品の仕入れを強化する。販売先も関西のブックオフに加え、東京や神奈川の酒店や飲食店、衣料品店など約15カ所に広がり、花の廃棄ロスの削減と売り場の活性化につながっている。

 同社は従来、産地で市場出荷できずに廃棄する花を買い取り活用する事業を展開。6月に東京都中央卸売市場葛西市場の生花卸・東京フラワーポートと連携を開始後は、従来の月当たり700本から9000本にまで集荷量が増えた。「来年6月にはこれを2万本にまで高める」(同社)ことを目標にする。

 「チャンスフラワー」と名付けられた規格外品は従来生花を扱わなかった店舗で毎月、期間を限定して販売。関西のブックオフ2店舗に加え、東京の酒店や食堂、カフェなどの店頭で「花つみ」と題して、季節の切り花が一律100円で並ぶ。

 東京都台東区の洋菓子店「まるずcake」は土日限定で入り口外に「花つみ」のコーナーを設置。同店は「花がきっかけでケーキを買う人が常連になったり、常連さんがお花に興味を持ってくれたりして会話が増えた」と手応えを実感している。
 

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