おうち時間に対応 簡便性や家飲み提案多く スーパーマーケットトレードショー開幕

「家飲み」をターゲットとした商品の提案が目立った(17日、千葉市で)

 スーパーのバイヤーなど流通業者向けの国内最大級の展示商談会「スーパーマーケット・トレードショー2021」が17日、千葉市の幕張メッセで開幕した。新型コロナウイルス下で食品の消費環境が大きく変わる中、各社は「おうち時間」の増加に対応した商品提案を強化。簡便調理品や、自宅で気軽に外食気分を味わえる商品など、多様化するニーズを捉えた商材が注目を集めた。

 酒類流通大手の日本酒類販売は、“家飲み”をターゲットにした日本酒やつまみなどを売り込んだ。

 ベランダや庭でのキャンプなど、外出機会が減る中で自宅で楽しめる飲酒シーンに合わせた酒類を提案する。同社は「飲食店での消費は減っているが、その分自宅で少し良い酒を楽しみたいというニーズは高まっている」と指摘。「地酒と合わせた地元産の産品の提案なども有効」と説明した。

 ホクレンは、電子レンジで簡単に調理できる袋入りのジャガイモ「すぐ食べレンジ じゃがいも」を紹介。消費者からのニーズが高い簡便調理に向くだけでなく、コロナ下で野菜のばら売りを控えるスーパーからの反応も上々という。「レンジで調理することで、ジャガイモの栄養素もキープできる」とアピールする。

 コロナ下で健康への関心が高まる中、免疫機能を強化できる茶製品や発酵食品なども注目を集めた。

 全国スーパーマーケット協会が主催し、食品メーカーや地域産品メーカーなど約1300社・団体が出展する。19日まで。会場では、中食向けの「デリカテッセン・トレードショー」なども同時開催する。

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