皮むかずに果実ジュース  搾汁機「CAJYUTTA」好調 長野県諏訪市金属加工会社

7色で展開するCAJYUTTA(長野県諏訪市で)

1900台販売 JAも活用


 皮をむかずにジュースが飲める――。果実に開けた穴から果肉に差し入れた細長い板を回転させて果汁を搾る搾汁機「CAJYUTTA(カジュッタ)」が注目されている。金属、プラスチック精密加工業のヤマト(長野県諏訪市)が開発し、国内外の飲食店やホテルなどに、これまで約1900台を販売。導入したJAは、Aコーでのジュース販売やPRイベントなどで活用している。

 果実の形状を壊さず、器として使うのが特徴。皮に厚みがあるかんきつ類や、小玉スイカなどに最も適する。

 電動で、高さ55センチ、重さ8・5キロ。まず、ジュースを搾る果実のへたの部分に、直径2センチほどの穴を開ける。長さ約10センチのチタン合金製の3枚の板が付いたヘッド部を穴から果肉に差し入れる。内部でしならせて広げながら、果肉の大きさや固さに合わせて30~60秒回転させる。果肉を内側から皮に押し付けるように果汁を搾る。板を閉じて穴から抜き、ストローでジュースを飲む。搾った果汁が空気に触れないので酸化が進まず、えぐみのない果物本来の味を楽しめる。

 北海道のJA夕張市はAコープに設置し、夕張メロンを使って生ジュースを提供。愛媛県のJAえひめ南は、特産のかんきつ類を県内外でPRするイベントで活用する。

 同社が地元の商工会議所や大学と共同開発し、2013年に発売。希望小売価格は1台26万7840円。当初3色だったカラーバリエーションを18年から7色に増やし、設置する店の雰囲気に合わせられるようにした。同社の渡辺高志社長は「瀬戸内レモンのような高品質の国産果物に応用し、付加価値の高い新商品を提案してほしい」と話す。

 


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