[ともに歩む 外国人雇用へ](5) 運転免許 試験費用を全額補助 グリーンリーフ(群馬県昭和村)

軽トラックに乗って畑に向かう技能実習生(右)と澤浦さん(群馬県昭和村で)

 タイの外国人技能実習生、ベン・シャヤポンさん(40)が慣れた手付きで軽トラックを運転する。「運転免許は必要ね。タイでも日本でも支障なく車を運転できるわ」とベンさん。自動車の普通運転免許の試験は2年前、5回目の挑戦で合格した。日本語の試験に対応するため、必死で勉強した。

 群馬県昭和村の「グリーンリーフ」は、37ヘクタールで野菜の栽培、コンニャク加工などに取り組む。実習生24人と日本人合わせて110人が働く。同社は10年以上前から、技能実習生の日本での運転免許試験費用を、7回まで全額補助する。大型特殊免許も全額補助。過去10年間で20人以上が免許を取得。運転に関する大きな事故は一度もないという。
 

車での移動実習生自ら


 外国人の移動は、受け入れ農家共通の悩みだ。畑が点在する場合など、必ず日本人が車で送迎しなければならず、農作業にも時間にも制約が生じてしまう。買い物、病院など実習生自身が不便に感じる場面も多い。現在は実習生のうち6人が取得。片道1時間離れた畑でも実習生が運転し、買い物や病院など日常生活も車で移動する。同社は免許取得費用の負担以上に外国人にも同社にもメリットが大きいという。……
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