[ともに歩む 外国人雇用へ](6) 高度人材 経営発展パートナー 朝倉牧場(茨城県小美玉市)

子牛を見回るヒランタナさん(茨城県小美玉市で)

 茨城県小美玉市の朝倉牧場で、タイから来たヒランタナ・ティアグケアオさん(30)が子牛を観察する。ヒランタナさんはタイの大学で獣医師の免許を取り、現地で産業動物の獣医師として5年働いた経験がある。2018年、就労ビザを取得し、日本に来た。政府は、ヒランタナさんのように専門的な技術や知識を持つ外国人労働者を“高度人材”と位置付ける。

 同牧場は、成牛、育成牛合わせて1000頭以上を飼育し、年間約6万2000トンの生乳を出荷する。ヒランタナさんは「牛の勉強をもっとしたくて日本に来た。タイの牛は小さい。日本の牛は大きくて素晴らしい」と笑顔を見せる。日本では獣医師としては働けない。だが、発情のサインや病気の予防など日本の酪農に学ぶ日々だ。
 

獣医師目線「早く的確」


 外国人技能実習生の受け入れが広がる中、獣医師の資格を持つ高度人材の受け入れはまだ珍しい。同牧場は、朝倉実行さん(69)が2人の子どもと経営する。20年以上にわたって、実習生を延べ100人以上受け入れてきた。……
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