[北海道・JA北ひびき移動編集局] 剣淵町のマルシェグループ 売りはジャガ48種

多品目の野菜などを販売し消費者でにぎわう「軽トラマルシェ」(北海道剣淵町で=JA北ひびき提供)

 北海道剣淵町の農家らがつくる「けんぶちVIVAマルシェ」は、農産物を消費者の声を重視して販売している。売りは48品種のジャガイモ。「さまざまな品種を楽しみたい」という声に応え、種類を増やしてきた。年20回ほど開く軽トラ市では、メンバーが道内各地で対面販売する。

 2017年、同町の農家14人で設立した。各農家が栽培した農産物を集めて、加工・販売をする。それぞれ異なる品目を育てるメンバーの強みや個性を生かしながら、付加価値を高めてきた。主力のジャガイモは3戸の農家が生産し、年間約200トンを扱う。

 「男爵」「メークイン」の他、「インカのめざめ」やペルー原産の「インカのひとみ」「インカルージュ」「インカレッド」などの珍しい品種もある。食味の良い「デストロイヤー」も人気だ。

 ジャガイモは箱詰めして販売する。販路は通販業者のカタログギフトやレストランなど。インターネット販売も手掛ける。品種ごとに「SSS」から「3L」まで約10種類のサイズに対応する。

 品種によっては種芋の入手が難しく、出荷時期を管理する手間も増えるが、消費者の選ぶ楽しみを優先している。また、農家がそろいのエプロンを着けて対面販売する「軽トラマルシェ」は夏と秋を中心に開き、依頼に応じて道内各地のイベントなどに出向く。

 マルシェの高橋朋一代表は「こんな品種のジャガイモがあるなんて知らなかったという消費者の反応がある。農産物だけでなく産地の魅力を伝えていくことが大事。全国に発信したい」と意気込んでいる。
 

おすすめ記事

JAの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは