「地域の防災任せて」 自治体消防団への加入強化 業務中の活動認める JAならけん

所属する団のユニフォームを着て敬礼するJA地域消防団員(5日、奈良市で)

声掛け奏功 新たに32人


 JAならけんは、職員の自治体消防団への加入促進に力を入れている。近年の自然災害増加を背景に、JAとして地域防災力の向上と支援を強化する。団員のなり手が減る中、職員への声掛けにより新たに32人が各地域で加入した。また災害被害に遭った時に活用する支援対策積立金(目標5億円)を創設し2億円を積んだ。人的、経済的の両輪で組合員、地域を支えていく。
 
 奈良県一円を事業区域に持つ同JA。職員の1割弱に当たる総勢147人が、山間部を含め広く各地域の消防団に所属する。JAでは、業務時間内であっても職員の消防団活動を認めてきた。災害発生時に一番近くで地域を支える存在であり、「業務も大事だが、消防団活動も同等に大事」とし、業務の一環と捉えている。

 4月以降加入した32人は20、30代が8割、50代もいる。今年度の経営管理重点事項として、地域防災力の充実・強化に向けた職員の自治体消防団への加入促進、防災関係機関・団体などとの連携強化を盛り込んでいる。

 消防団員のなり手は、全国同様、同県でも減少傾向にある。……
1 2

おすすめ記事

JAの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは