ク コ 葉や果実に強壮効果

生活習慣病の予防にも効果的なクコ 

 クコは葉、果実、根皮と植物体の全部を薬用として用います。それぞれの生薬名は「枸杞葉(くこよう)」「枸杞子(くこし)」「地骨皮(じこっぴ)」です。
 

採 取


 枸杞葉は、春から初秋にかけて採取します。夏の葉は虫食いが多いので、完全な葉を採ります。日干ししますが、葉だけよりも小枝が入った方が効き目があります。

 クコ茶用にはなるべく若い葉を選び、一度さっと湯通ししてから乾かします。果実と根皮は、晩秋から初冬にかけて採取します。果実は果柄を取り除き、初めは日陰で乾かし、表面にしわが出てきたら天日で素早く乾燥させます。根皮は根を掘り取り、よく水洗いしてから皮をはぎます。そして天日で十分に乾燥させます。
 

使用法


 枸杞葉にはベタイン、ルチン、ビタミンCが豊富に含まれています。5~10グラムをせんじて服用すれば、高血圧症に効き目があります。若い葉をさっとゆでて塩で味を付けて刻み、ご飯に炊き込んだクコ飯は、強壮効果が期待できます。

 枸杞子はベタイン、カロチノイドを含み、肝臓に脂肪がたまるのを防ぎます。コレステロールの低下やホルモンの分泌を盛んにし、不老長寿、強精、疲労の回復作用もあるので、特に高齢者の強壮薬として利用できます。

 果実酒としての利用も盛んです。地骨皮は1日10~15グラムをせんじ、3回に分けて食間に飲めば、血圧降下、血糖降下、解熱、せき止めなどに効き目があります。
 

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