アボカド拡大へ 苗始めます 耐寒性追求し接ぎ木多品種で需要に対応 新潟市南区 関根邦仁さん

アボカド苗の試験生産を始めた関根さん

 新潟市南区でアボカド栽培に挑戦する関根邦仁さん(36)は、地域での栽培拡大を見込んで、接ぎ木苗生産に乗り出した。現在は、新潟県の寒さや病気に強い品種を台木にしようと、品種選定を進めているところ。「ハス」などが有力だ。今年は500本を目標に苗木を作り、栽培の裾野の拡大に貢献する構え。併せて地元の農家に生産を呼び掛ける。

 関根さんは、熱帯果実であるアボカドの栽培を始めて、今年で4年目を迎えた。アボカドには多彩な品種があるものの、こうした品種の種子の流通量が少ないことなどが課題となっている。関根さんは、さまざまな品種のアボカドを栽培したいという需要に対応できるように、接ぎ木苗を手掛けるようになった。

 関根さんは「アボカドは樹勢が強いので、一年を通じて接ぎ木作業をすることができる。種子の発芽率は100%なので台木の確保は容易だ。床土は赤玉土などで十分。接いで半年から1年で出荷できる」と話す。穂木には、自園で栽培する40ほどの品種を活用。ハスなどの台木と相性の良い品種の組み合わせも同時に探している。

 関根さんは今後、接ぎ木苗のネット販売も視野に入れ、経営の強化とアボカド栽培の拡大にもつなげていく考えだ。果実は、「雪国アボカド」としてブランド化をしていく。

 関根さんは「アボカドは今後、栽培面積の拡大が見込める果樹だ。苗木生産は経営の一環として取り組みたい」と強調。今後の自園地の規模拡大と仲間づくりを視野に入れる。 

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