[2019参院選]山田俊男氏(自民)3選 准組規制反対強く訴え

 参院選の比例代表で、JAグループの政治運動組織・全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)が推薦した自民党現職の山田俊男氏(72)が3選を果たした。山田氏は元JA全中専務で、昨年6月に予備投票を経て推薦候補に決定。選挙戦では、JA准組合員の事業利用規制の導入への反対を強く訴えた。

 全国を一つの選挙区とする参院選の比例代表は、業界団体が候補を擁立し、得票数で政治力を競い合う組織戦の性格も持つ。全国農政連は、山田氏の選挙結果が農協改革を含めた今後の農政議論の行方にも影響するとみて、組織を挙げて参院選に臨んでいた。JA役職員や農業者から広く支持を得たとみられるが、最終的な得票数や党内順位も注目されそうだ。

 山田氏の新たな任期中には、准組合員の利用規制の在り方を検討するため政府が農協改革の実施状況などを調査する期限の、2021年3月末を迎える。生産基盤の弱体化や日米貿易協定交渉など農政課題は山積み。党農林幹部の一人として、農業者やJAの意見を十分に政策に反映できるかが問われる3期目となる。
 

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