[活写] 味わいもカラフル

「井関生産組合」の加工場につるされた大量のかきもち。付けた味によって色が違う(石川県白山市で)

 石川県白山市で、伝統的な米菓「かきもち」の乾燥作業がピークを迎えている。

 かきもちは、棒状に固めた餅を厚さ約4ミリの名刺サイズに切り分けて乾かしたもの。農事組合法人・井関生産組合では1本の麻縄で餅22枚を編んでつるし、2カ月間乾燥させる。もち米は同組合が栽培した「白山もち」。ノリや昆布、アマエビ、トウガラシなどで味付けした12種類を作る。

 同組合は1978年から農閑期にかきもちを作っている。今期は12月9日に作業を始めた。例年通り3月上旬から約30万枚を出荷する予定だ。

 トースターで焼いたり揚げたりして食べる。同組合の農家、中西節子さん(63)は「母の代から受け継いだ製法を守っている。自然の素材にこだわった素朴な味が魅力」と話す。(釜江紗英)
 

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