19年産米食味ランキング 「特A」2年連続50超 高温耐性品種が活躍

 日本穀物検定協会(穀検)は26日、2019年産米の食味ランキングを発表した。最高位の「特A」に格付けされた産地品種銘柄数は54となり、2年連続で50の大台を超えた。良食味米の販売競争が激しさを増し、初出品の福井「いちほまれ」や、岩手「銀河のしずく」など県独自新品種が特Aを取得。夏場の高温による影響が懸念された中で、「つや姫」や「にこまる」など高温耐性品種の活躍が目立った。

 今回、対象となったのは、44道府県の155銘柄で過去10年で最多となった。販売に弾みをつけようと、5段階評価で最高位の特Aを目指す産地が増えている。

 特Aの数は、過去最多だった前年の55に次いで多い。特Aを設けた1989年産以降、取得数は増え続けており、14年産では40を超え、18年産から2年連続で50を超えた。穀検は「肥培管理の徹底など、各産地で良食味維持に取り組んでいる」として、特A数は今後も高水準で推移するとみる。

 初めて特Aを獲得したのは、青森「まっしぐら」、福井「いちほまれ」、静岡「きぬむすめ」(東部・中部・西部)など7銘柄。このうち、「いちほまれ」は初の本出品で特Aとなった。

 県オリジナルの新興銘柄では他に、岩手・県中「銀河のしずく」、山形「雪若丸」(置賜・村山)が特Aとなった。

 北海道「ゆめぴりか」「ななつぼし」、青森「青天の霹靂(へきれき)」、山形「つや姫」など初出品以降、連続で特Aを取っている銘柄もある。

 品種別の特A数は「コシヒカリ」が16と最も多い。一方で、「つや姫」「にこまる」「おいでまい」「みずかがみ」など高温耐性品種が特Aを取得した。
 

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