野上農相が就任 米、コロナ 課題山積 与党「即戦力に期待」 野党「実力を見極め」

 野上浩太郎農相の就任を受け、与党農林議員からは、即戦力として新型コロナウイルス禍や2020年産米の需給問題などへの対応を期待する声が上がった。野党からは、国政での農政の経験が手薄とみて、実力や考え方を見極める必要があるとの指摘が相次いだ。

 同じ富山県選出の自民党・宮腰光寛元沖縄北方相は「官房副長官としてさまざまな政策に関与した経験を農政でも生かしてほしい」と就任を歓迎。「直ちに取り掛かるべき問題は米」とする一方、食料・農業・農村基本計画が今後の農政の指針だとして「着実に実行してほしい」と求める。

 「久々の米どころ出身の農相。米問題に危機感を持って対応してほしい」と語るのは、同党の野村哲郎農林部会長。「コロナ対策や、菅(義偉)首相が力を入れる輸出拡大にもしっかり取り組んで」と応援する。

 公明党の谷合正明農林水産部会長は「非常に温厚で、しっかり仕事をする人。官房副長官経験者なので、菅首相から期待されての入閣だろう」とみる。コロナ対策や基本計画の実行に加え、農業のデジタル化や輸出促進などの「新しい着眼点」にも期待。「自分の言葉で語り、農家に安心を与える政策を」と求める。
 

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