家畜盗難関与? 肉塊を押収 ベトナム国籍13人を入管法違反で逮捕

 群馬県警は26日、同県太田市の民家2棟を捜索し、共同生活していたベトナム国籍の元外国人技能実習生ら男女13人を入管難民法違反(不法残留と旅券不携帯)の疑いで逮捕するとともに、屋内の大型冷蔵庫から首を切断した鶏30羽や動物の肉塊を押収した。逮捕されたベトナム人らは、7月以降に県内で相次ぎ発覚した子豚を中心とした家畜や果物の連続盗難の捜査過程で浮上したといい、県警は一連の窃盗事件に関与したとみて調べを進めている。

 県警捜査3課によると、逮捕されたのは無職、ボ・ホワイ・ナム(35)と自称カラオケボックス経営のレ・ティ・トゥン(39)の2容疑者ら13人。39~20歳の男11人、女2人で、うち10人が外国人技能実習生として来日し、いずれも資格が終了していた。不法滞在期間は最長で2年3カ月。不法残留の逮捕容疑について11人が認め、2人が否認しているという。

 同日の捜索容疑は入管難民法違反と銃刀法違反で、肉塊の他、金属バットなども押収した。

 家畜盗難は、群馬県を中心に近接4県で約20の農家から900匹近くが盗まれ、うち群馬が被害の8割超。

 同県高崎市では8月末から10日間で4農園から梨1650個やブドウ「シャインマスカット」200房が盗まれるなど、果物被害も多発している。

 盗品の多くは、インターネット交流サイトを通じて販売されたとみられ、県警が販売元などを追っていた。
 

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