2018年産かんきつ収穫量 和歌山が全国1位に 農水省調査

 2018年産の温州ミカンや中晩かんを含むかんきつ収穫量で、和歌山県が44年連続1位だった愛媛県を上回り、1位となったことが農水省の調査で分かった。愛媛県は同年7月の西日本豪雨で園地が被災し、ミカンの収穫量が減った。

 農水省は2月までに、ミカンとかんきつ類の収獲量の調査結果をそれぞれまとめた。これを足すと、和歌山県は19万9055トンとなり、愛媛県の19万8933トンを122トン上回った。

 愛媛県によると、統計がある1974年産から2017年産までは1位を守っていた。16年産は5775トン、17年産では1万6659トン、2位の和歌山県を上回った。

 JAグループ和歌山農業振興センターは「温州ミカンを中心に優良品種への改植を進めてきた。今後も、県育成のオリジナル品種への改植を進め、収量の安定と農家所得の向上に努めていきたい」(生産振興課)と受け止める。

 一方、農水省の調査によると、愛媛県の19年産ミカン収穫量は12万5400トンに回復し、17、18年産を上回っている。県は「園地の復旧はもちろん、省力化や高品質化を進めて、安定して1位を取れるよう取り組んでいく」(農産園芸課)と意気込む。

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