全中 中家会長が再選 「農業・JAの将来へ全力」

中家氏

 JA全中の次期会長に3日、現職でJA和歌山中央会会長の中家徹氏(70)が内定した。選挙の結果、JA徳島中央会会長の中西庄次郎氏(69)を抑えて再選した。8月20日の通常総会後から、2期目となる。任期は3年。中家氏は「農業・農村・JAの将来を切り開くため、粉骨砕身、全力を尽くす」との談話を発表。引き続き、自己改革継続や農業者所得増大に力を入れる考えを示した。
 
 有効票総数249票のうち、中家氏が157票、中西氏が92票を獲得した。結果を受け、全中の役員推薦会議が中家氏を次期会長候補として推薦することを決めた。

 会長選は現職の中家氏の任期満了に伴うもの。JA組合長ら全中代議員(定数253人)が6月18日から7月3日まで郵送で投票した。

 結果を受け、中家氏は談話を発表した。「改めて身の引き締まる思い」とした上で、農業やJAを巡る情勢の厳しさを指摘。「不断の自己改革を進め、農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域の活性化などに全力を尽くす」とした。選挙戦では、これまでの経験や実績を生かして、組織の結集を図る意向を示していた。

 農業やJAに改革の風を吹かすとしていた中西氏は「改革に対する思いが十分伝わらなかった。風が吹かなかった。応援・支持してもらった皆さまに感謝する」との談話を発表した。

 JAグループは、JAの経営基盤強化や改正農協法に盛り込まれた准組合員の事業利用規制の在り方検討、新型コロナウイルス対策などの課題を抱える。中家氏には、1期目の実績を踏まえ、こうした課題に対してのリーダーシップの発揮が求められる。


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