市来農芸(鹿児島)が連覇 和牛甲子園オンラインで最多33校

和牛甲子園で総合優勝を勝ち取った鹿児島県立市来農芸高校の「高校牛児」ら(JA全農提供)

 和牛生産に情熱を注ぐ全国の農業高校生“高校牛児”が集い、日頃の飼養管理の成果や肉質を競う「和牛甲子園」が15日、オンラインで開かれた。新型コロナウイルス禍による休校や活動制限を乗り越え、全国19県から過去最多の33校が出場した。頂点となる総合優勝には、昨年に続き、鹿児島県立市来農芸高校が輝き、2連覇を達成した。

 JA全農の主催で、今回が4回目。出場校をオンライン中継でつなぎ、取り組み発表の映像や応援メッセージを紹介。意見交換などを通じ、各校が交流を深めた。選手宣誓をした福島県立会津農林高校3年の若菜彩人さんは「高校牛児が生産した牛肉で、この大変な世の中に希望とおいしさを届ける」と力強く訴えた。

 健康な牛づくりをテーマに挑戦した市来農芸高校は、取組評価部門、枝肉評価部門の両部門で最優秀賞を獲得。参加した農高生自身が各校を審査する新設部門「高校牛児特別賞」も受賞した。

 新型コロナ禍で目標としていた共進会が中止となるなど、悔しい思いもしてきた同校。3年生の上田平夏美さんは「和牛甲子園が唯一勝負できる舞台として、牛と仲間と共に頑張ってきた。目標が達成できてうれしい」と笑顔を見せた。

 その他の受賞高校は次の通り。

 取組評価部門▽優秀賞=渥美農業(愛知)、大津緑洋(山口)▽優良賞=唐津南(佐賀)、村山産業(山形)、水沢農業(岩手)▽審査委員特別賞=鹿屋農業(鹿児島)

 枝肉評価部門▽優秀賞=鹿沼南(栃木)、飛騨高山(岐阜)▽優良賞=水沢農業(岩手)、出雲農林(島根)、鹿屋農業(鹿児島)▽審査委員特別賞=水沢農業(岩手)

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