本格芋焼酎「百菜」 津市
2021年01月19日

本格芋焼酎「百菜」
津市栗真町屋町で耕作放棄地の復活に取り組む「町屋百菜」が、16アールの畑で栽培したサツマイモで製造・販売する。
2020年4月に栽培を復活させ、「町屋芋」としてブランド化。「町屋芋」は繊維質が少なく、甘味が強い。果肉は淡黄色で粉質、ホクホクした食感が特徴。
製品には「町屋芋」を100%使用。長崎県の酒造会社の全面協力で、甘くフルーティーな香りが際立つ焼酎にした。アルコール度数25度で、1本(720ミリリットル)1980円。JA津安芸購買課などで限定2000本を販売する。問い合わせはJA津安芸購買課、(電)059(229)3519、または中村酒店、(電)059(232)4024。
2020年4月に栽培を復活させ、「町屋芋」としてブランド化。「町屋芋」は繊維質が少なく、甘味が強い。果肉は淡黄色で粉質、ホクホクした食感が特徴。
製品には「町屋芋」を100%使用。長崎県の酒造会社の全面協力で、甘くフルーティーな香りが際立つ焼酎にした。アルコール度数25度で、1本(720ミリリットル)1980円。JA津安芸購買課などで限定2000本を販売する。問い合わせはJA津安芸購買課、(電)059(229)3519、または中村酒店、(電)059(232)4024。
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2021年02月23日
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2021年02月25日

[震災10年 復興の先へ] “学習資料”に野菜 出前授業が奏功 大使2800人 「安心」発信 福島県いわき市
東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う「風評被害」を払拭(ふっしょく)し、地元農産物のおいしさや安全性を知る市民を増やそうと、福島県いわき市が創設した「いわき野菜アンバサダー」が6年で2800人に拡大した。市はアンバサダー(大使)に生産現場を学ぶ機会を提供。対象者に毎月抽選で「学習資料」として農産物を送り、地場産の理解が深まるよう工夫している。
真っ赤なミニトマトに鮮やかな薄緑色のスナップエンドウ──。市が送る農産物には生産者の名前が表示されている。同市在住のアンバサダー、熊谷ひとみさん(56)は自宅に届いた箱を開け、「みんな知っている農家の野菜。今回もおいしいはず」と言って、顔をほころばせた。
熊谷さんは2015年3月にアンバサダーになり、農家や放射性物質の検査現場を市主催のバスツアーで訪ねた。安全に注意を払いながら、おいしさを追求していることがよく分かったという。以来、友人にも地元の農産物を薦め「地元野菜のファンを増やすことに協力したい」と話す。
アンバサダーは、地元農産物の特徴や放射性物質の検査態勢について、野菜の試食を交えて1時間ほど学ぶ無料セミナーを受講した人が認定される。地元野菜の理解者を増やし、原発事故の風評被害を払拭しようと始めた。
初年度の14年度は296人を認定。これが20年度には12月時点で2804人に拡大した。多くの人が受講できるよう、開催した延べ112回のセミナーのうち、半分は学校や市民らが集まる場に出向く出前授業。その成果が、認定数の増加につながった。
アンバサダーの活動はさまざま。抽選で送る農産物は「学習資料」と位置付け、食べた感想などをリポートにまとめて地元産の魅力を再確認してもらう。地元飲食店の料理人やスーパーのバイヤーが認定を受け、地元産を積極的に利用しているケースもある。
市は「安全性への理解に加えて、農家の姿勢が支持されるよう後押ししたい」(魅せる課)と話す。これまで市民と農家が交流する場を設けてきたが、コロナ禍の影響で現在は見合わせている。状況をみて、再開したい考えだ。
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2021年02月28日
一村逸品の新着記事

榎本牧場チーズ 山口県岩国市
山口県岩国市の榎本牧場のチーズ工房の自家製チーズ。新鮮な生乳と塩だけを原料に粘りと滑らかさにこだわり「モッツァレラ」、サクランボ大に成型して小分けした「チェリー」、裂けるチーズの「ストリング」の3種類がある。循環型酪農で飼養する牛の搾りたての牛乳から作るチーズは味わい深く、癖がないので食べやすい。お勧めの食べ方は、「モッツァレラ」にトマトを合わせてオリーブオイルを掛けたカプレーゼ。
100グラム入り540円(チェリーは572円)。JA山口県の直売所FAM’Sキッチンいわくにで販売する。問い合わせは榎本牧場、(電)0827(74)0955。
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2021年02月25日

抹濃・ほうじ茶アソートセット JA京都やましろ
JA京都やましろが販売する、京都・山城産の宇治抹茶「抹濃(まっこい)」と、ほうじ茶を使った焼き菓子。マドレーヌ、フィナンシェ、ブラウニー、キャラメルサンドの各4種で、「ほんまもんの抹茶」を感じてもらえるよう、味と香りの仕上がりにこだわった。
「抹濃」は、JAが特産茶の需要拡大で力を入れる独自ブランド。山城地域で生産された碾茶(てんちゃ)を100%使い、JAが製造・加工する。焙煎(ばいせん)の香ばしさが感じられるほうじ茶は買い上げた「刈り直し」を使った。
8個入り2160円、12個入り3000円。JAの直売所「宇治茶の郷」やインターネットで販売する。注文はフリーダイヤル(0120)200530。
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2021年02月24日

りんごまるごとバウムクーヘン 茨城県大子町
茨城県大子町の豊田りんご園未来工房が製造する。樹上で完熟させてから収穫するリンゴ「ふじ」を砂糖で煮詰めてコンポートにし、1玉丸ごと使用。リンゴの周りを生地で包み、一層一層ふんわりと焼き上げた。シャリシャリとした食感を生かした一品で、手土産にも好評だという。
2017年から同工房やJA常陸の直売所などで販売し、年間3000個ほどを売り上げる。見た目のインパクトと風味が評価され、18年には県農産加工品コンクールで最高の金賞を獲得した。
直径は12~13センチ。ファミリーマートJA常陸奥久慈店では1個1400円で販売。問い合わせは豊田りんご園未来工房、(電)0295(76)0858。
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2021年02月23日

こうじ甘酒「飲むつや姫」 山形県酒田市
山形県のJA庄内みどりの子会社、みどりサービスの食品部門マルノー山形が製造・販売する全量こうじ仕込みの甘酒。自社手作りの山形県産「つや姫」の米こうじ100%にこだわり、砂糖や添加物を一切使わず、鳥海山からの湧水「氷河水」で仕上げた。癖がなく、すっきりした甘さと滑らかな口当たりは、甘酒が苦手な人にもお薦めできると好評だ。
飲み切りやすい瓶タイプと保存に便利なパウチ包装タイプの2種類あり、瓶タイプ(170ミリリットル)は270円、パウチタイプ(300ミリリットル)は551円。同社のネットショップでも購入できる。
問い合わせはみどりサービスマルノー山形(食品部門)、フリーダイヤル(0120)523104。
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2021年02月22日
「黒米茶」富山・JAなのはな
富山県のJAなのはなが97%出資する農業法人グリーンパワーなのはなが、2020年10月に発売した。北アルプスの雪解け水が育んだ富山の黒米を使ったノンカフェイン茶だ。
アントシアニンの鮮やかなピンク色と米のほっとする香りに癒やされる優しい茶で、カルシウムや鉄、ビタミンB群を豊富に含む。150ミリリットルの湯にティーバッグを入れれば、5分ほどで飲める。冷茶にしてもさっぱりとしていて飲みやすい。
JAの直売所やネット販売の他、ドイツや香港にも輸出している。ティーバッグ10個入り980円。問い合わせは、グリーンパワーなのはなのホームページ。
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2021年02月20日

広島菜漬 きざみ 広島・JA庄原
広島県のJA庄原が、生産者が育てた広島菜を浅漬けにし、丁寧に手作業で刻み、袋詰めした。包丁を使う手間が省ける。
JA管内で栽培された肉厚で風味豊かな広島菜の外葉を中心に使う。着色料、保存料を使わず、広島菜特有のしゃきっとした歯応えが特徴。お茶漬けやチャーハン、パスタの具材としても楽しめる。
広島県をイメージしたパッケージが目を引く。100グラム入り240円。広島市の「JA交流ひろば とれたて元気市」、東広島市の「JA交流ひろばとれたて元気市 となりの農家店」、県内のAコープ店などで販売する。
問い合わせはJA庄原広島菜加工場、(電)0824(72)4661。
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2021年02月19日

SALT0(ソルトゼロ) 北海道岩見沢市
北海道岩見沢市の「パティスリー空香」が製造・販売する食塩を使用しない食パン。原料には岩見沢産小麦「キタノカオリ」の小麦粉と北海道産小麦の全粒粉を使用。原料全てに道産を使うこだわりの食パンだ。
しっとりとして、もちもちとした食感が特徴。口に入れた瞬間はあっさりした味わいだが、次第に小麦本来の自然な優しい甘さを感じられる。塩分バランスを自分で調整できるため、生活習慣病などで食事制限をしている人や、健康志向の人にはうってつけの逸品だ。
約0.7斤で430円(税別)。販売は同店だけだが、冷凍品での地方発送を受けている。問い合わせはパティスリー空香、(電)0126(35)1945。
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2021年02月18日

デコポン缶詰 熊本・JAあしきた
熊本県産の中晩かん「デコポン」を缶詰にした。JAあしきたが販売する。出回り時期が限られる生果と違い、年間通じて収穫したての味を楽しめるのが売り。贈答用としても好評だ。
そのまま食べるのはもちろん、サラダや、ゼリーなどデザートの材料にも向く。皮をむく必要がないので使い勝手が良い。
直売所「道の駅芦北でこぽん」やネットショップ「それいゆあしきた楽天市場店」で販売中。購入者からは「果肉がしっかりしており、食べ応えがある」「甘さがちょうどいい」といった評価が集まっている。
6缶(1缶295グラム)2506円。問い合わせはJAあしきた直販センター、フリーダイヤル(0120)105933。(熊本・あしきた)
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2021年02月17日

ゆずごまドレッシング JA高知県
全国有数のユズ産地、高知県嶺北地域で生産された安全・安心なユズ果汁をたっぷり使った。「まろやかなごまの味や香りと、ユズの爽やかな酸味や香りが楽しめる」と人気のロングセラー商品だ。
れいほく無農薬柚子(ゆず)部会から提供された果汁を使い、JA高知県が製造・販売。サラダはもちろん、豚しゃぶ、冷ややっこやパスタ料理とも相性抜群だという。
2020年にパッケージやサイズを一新した。1本(200ミリリットル)350円。JAの直売所やスーパーで販売する。
通販の問い合わせはJA高知県れいほく柚子加工場、(電)0887(73)0080。(高知)
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2021年02月16日

マルシェカレー
三重県のJA伊勢とJF鳥羽磯部が共同出資して運営する鳥羽市の農水産物直売所「鳥羽マルシェ」のビュッフェレストランで人気の「加茂牛カレー」を、家庭でも食べられるように自社厨房(ちゅうぼう)で製造したレトルトカレー。
同市加茂地区で肥育している「加茂牛」のひき肉やニンジン、タマネギなどを煮込んだ、こくのあるまろやかな味付け。パッケージにはレストランから見える鳥羽湾の景色をプリント。新型コロナウイルス禍で外食しにくい状況だからこそ「おうち時間」で楽しみたい逸品だ。
1箱(200グラム)650円(送料別)。鳥羽マルシェで販売中。問い合わせは鳥羽マルシェ、(電)0599(21)1080。
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2021年02月12日