鳥獣害減の使命果たす 憲章で役割明文化 大日本猟友会が80周年

政府の感謝状を受け取る佐々木会長(右)(16日、東京都千代田区で)

 大日本猟友会は16日、東京都千代田区で法人設立80周年記念式典を開いた。狩猟者や猟友会の在り方や理念を初めて明文化した「猟友会憲章」を制定。鳥獣害対策や豚コレラ対策で猟友会の果たす役割の重要性が高まっていることを踏まえ、狩猟を通じた農林漁業の被害防止などに取り組んでいくことを確認した。農水省や環境省から同会に初めて感謝状が贈られた。

 「猟友会憲章」は(1)野生鳥獣の適正管理や住民の安全確保(2)狩猟文化の保存や継承(3)担い手育成(4)野生鳥獣に関する調査研究活動への積極的な協力──など7項目を記した。同会は憲章を式典で発表し、今後憲章を基軸に使命を果たしていく方針だ。

 式典では、野生鳥獣の管理やジビエ(野生鳥獣の肉)、地方創生の推進など同会の社会的な意義が高まっているとして、環境省や農水省が感謝状を授与した。安倍晋三首相がメッセージを寄せた。

 大日本猟友会の佐々木洋平会長は有害鳥獣や豚コレラ対策への責任が高まっていることを強調した上で、「戦後、趣味としての狩猟が定着してきたが、近年は社会的な役割が期待されている。今後対策を進めていく」とあいさつした。
 

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