[東京・JA東京グループ移動編集局] 気分はサッカー選手 Jクラブの定食屋 JA町田市が食材で協力

高タンパクで低脂質の栄養アシスト定食(東京都町田市で)

 サッカーJ2の「FC町田ゼルビア」が運営する定食屋「ゼルビア×キッチン」が人気だ。メニューは、アスリートの健康や体づくりを考えたもので、食材は地元のJA町田市からも仕入れる。選手と一般客が共に利用し、チームと地域住民の交流の場となっている。

 Jリーグクラブ初となる定食屋として、2015年にオープン。メニューは、専属の井上祐子管理栄養士がアスリート向けに考案した。「ゼルビア栄養メソッド」として町田市産の食材も使用。高タンパクで低脂質の「栄養アシスト定食」(900円)や、カロリーに配慮した「ヘルシーざるうどんセット」(700円)など、子ども向け3種類を含む全7種類のメニューを提供する。

 JAの農産物直売所「アグリハウス鶴川」が地産地消の取り組みに賛同し、週2回ほど野菜を届けている。

 午前11時から営業が始まり、午前中の練習を終えた選手たちが来店すると、即席の撮影会が始まる。夜は中高生の育成選手80人ほどが食事を取る。

 一般客は「選手と同じメニューを食べることができて、チームの一員になった気分だ。地場産野菜にも興味が湧いてきた」と笑顔で話す。

 井上さんは「近くに農家がいるからこそ、地産地消ができる。栄養がそのまま入った地場産野菜を食べてほしい」と話す。

 10月からは月に1回、市内の中学校給食にゼルビア×キッチンとのコラボ献立を提供。育ち盛りの中学生の栄養バランスを考慮したデリバリー方式の給食で、食と健康について関心を高めてもらう考えだ。

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