花を食卓に飾り晴れやかに 主役に庭、畑の素材添えて

リビングには優しいパステル系、キッチンには元気が出る明るい色使いを勧める蔵田さん(東京都目黒区で)

フラワースクール講師・蔵田由貴美さんに聞く


 新型コロナウイルス感染拡大でイベントが中止になり業務需要が落ち込む花業界を、家庭消費を伸ばして盛り上げる動きが出ています。外出を控え家庭で過ごす時間が増えた今だからこそ、食卓やキッチンに花を飾って気分も晴れやかにしませんか。フラワースクールで講師を務める蔵田由貴美さん(51)に初心者でも“映える”花の生け方を教えてもらいました。

 蔵田さんは、東京都目黒区のフラワースクールと青森市の生花店「Y’s Style」を経営しています。「生花店で家庭用に買う客が増えている。花のある暮らしを習慣化するチャンスにしたい」と話します。

 「花の組み合わせや生け方が分からない」という初心者には、主役の花と葉物を1種類ずつ使った生け方を勧めます。花瓶がなくても、グラスなどのキッチン雑貨が器に使えます。

 基本のアレンジは、ラナンキュラスに緑色のアルケミラを添えて水差しに入れる方法です。花の本数が少ない時は、手前に傾けるように飾るとまとまります。先に枝分かれした(スプレイ)葉物や小花を入れて、それを支えに主役の花を差し込むようにすると自然になじみます。手順を逆にしてみると、主役を際立たせる仕上がりになります。

 蔵田さんは「農家の庭や畑には使える素材が豊富にある。主役の花に添えて試してほしい」と提案します。シロタエギクなら葉物として「ダスティミラー」という名称で流通します。ナズナも人気の花材です。

 スプレイ咲きは、花を1輪ずつ短く小分けにして複数の器に飾ると華やかになります。花首が器の縁にかかるほど短く切ると安定し、花を同系色にすると全体をまとめやすくなります。

 ジャムの瓶や紅茶缶も器に使えます。缶は水漏れしないように紙コップを中に入れます。器を複数並べるときは、トレーに載せるとよりおしゃれに見えるようになります。

 「うまく飾れたら、写真に撮って友人と共有するのもお勧め」と蔵田さん。花業界関係者でつくる「花の国日本協議会」は、購入した花を家で飾って楽しむ様子をインターネット交流サイト(SNS)で投稿する「おうちフラワーフォトコンテスト」を4月5日まで開催しています。
 
 

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