検疫食品で確認 アフリカ豚コレラ

 農水省は22日、中国から新千歳空港(北海道千歳市)を訪れた旅客が持ち込んだ豚肉ソーセージから、伝染病のアフリカ豚コレラ(ASF)ウイルスの陽性反応が出たと発表した。日本国内での確認は初。ウイルスに感染力があるか特定するため検査を進めている。

 ウイルスが確認されたのは18日。1日に中国・北京から同空港に到着した荷物にあった。同省によると、ソーセージにラベル表示などはなく、豚肉の原産地は不明。動物検疫所の遺伝子検査で陽性反応が出た。

 ソーセージは真空パックに入った状態で一定の加熱がされていたため、ウイルスに感染力があるかは不明。農研機構が検査を進めている。

 ASFは豚とイノシシに感染すると致死率が高い伝染病。有効なワクチンはなく殺処分で撲滅させる。2007年以降に欧州で感染が確認されていたが、今年に入って中国で初の発生を確認。同国内での感染は54カ所(22日時点)に拡大している。

 ASFは人間には感染せず、感染した豚肉を食べても、人体に影響はない。

おすすめ記事

農政の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは