ドローンで鳥追い払い スマート機器に注目 大阪で農業総合展示会

来場者の注目を集めた鳥獣害対策のドローン(22日、大阪市住之江区で)

 西日本最大級の農業総合展示会「農業Week(ウイーク)大阪」が22日、大阪市住之江区のインテックス大阪で始まった。生産者らからの関心の高まりを受け、情報通信技術(ICT)などの先端技術を生かした商品やサービスを集めた「スマート農業フェア」を初企画。作物の栽培環境のモニタリングと作業者の熱中症対策を組み合わせた営農支援ツールや、ドローン(小型無人飛行機)を使った鳥獣害対策資材などが注目を集めた。

 主催は、イベント会社のリードエグジビションジャパン。全国から280社が出展し、24日までの3日間で約2万5000人の来場を見込む。

 ソフトウェア開発などを手掛けるデータプロセスは、作物の栽培環境のモニタリングと作業者の熱中症対策が同時にできる営農支援ツール「アグリーフ」を提案した。ハウスなどに設置したセンサーで温湿度などを、腕時計型の端末で心拍数などを収集し、組み合わせることで熱中症の危険度を診断して警告する仕組みだ。「暑さが厳しい農業現場の働き方改革に役立ててほしい」とPRした。

 NTTデータは、JAの担当者と生産者らが、栽培計画や作業内容などをタブレット端末やスマートフォンで共有できる「あい作」を紹介した。農薬の種類や使用基準などがあらかじめシステム内に登録されているため、短時間で手軽に入力できる。「60代以上の農家でも、スマートフォンが使えれば簡単に使いこなせる」という。月額5万円(税別)でユーザー100人が利用できる。農業生産工程管理(GAP)に求められる作業記録にも生かせる。

 鳥獣害対策資材を取り扱うエイカーは、ドローンを活用した鳥などの追い払い資材を展示し、注目を集めた。会場では、企業によるセミナーや農機の試乗会なども行う。

 

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