害虫 ツマジロクサヨトウ 茨城、高知で確認

 茨城県と高知県は20日、トウモロコシなどを食害するツマジロクサヨトウを県内で確認したと発表した。九州以外での確認は初めて。発生県は9県に拡大した。農水省は、まん延防止へ、早期防除を呼び掛けている。

 茨城県は県内発生を警戒して毎週、調査を行ってきた。幼虫が見つかったのは14日で、水戸市の飼料用トウモロコシ畑。これを受け、同県は農薬を使った早期防除を指示。草丈が高く薬剤散布が困難な場合には、早期の刈り取りによるサイレージ化をするよう呼び掛ける。発生拡大を防ぐため、見回りで幼虫の早期発見を農家らに求めている。関係団体にまん延防止対策を徹底するため、23日に対策会議を開く。高知県で発生が確認されたのは9日で、幼虫がスイートコーンを食害していた。国の神戸植物防疫所が確認、ツマジロクサヨトウと判明。同県は発生農場での薬剤防除と収穫後の迅速な耕うんを指示した。

 国内では、7月に鹿児島県で初めて発生を確認した。農水省植物防疫課は「新たな発生県での侵入経路は不明だ。農場をよく観察して、早期防除に努めてほしい」と呼び掛ける。

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