食育基本計画へ10~30代食事習慣調査 主食・主菜・副菜 “手間”で敬遠

 農水省が10~30代の若い世代を対象に行った食事習慣の調査で、主食と主菜、副菜を組み合わせ、栄養バランスに配慮した食事を、1日に2回以上食べる日が「ほとんどない」と答えた人が約3割に上ることが分かった。手間がかかるとみて、敬遠する傾向も浮かんだ。
 

栄養配慮し1日2回「ほとんどない」3割 工夫次第可能に


 調査は、米やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜やきのこなどの副菜を組み合わせ、栄養バランスに配慮した食事を1日2回以上食べる頻度を聞いた。その結果、最も多いのが「ほとんどない」の28%で、「週に2、3日」も26%。普段の生活にあまり取り入れられていないことが浮き彫りになった。

 主食、主菜、副菜を組み合わせた食事に対するイメージを複数回答で聞いたところ、「準備をするのが面倒だ」という回答が62%に達した。「準備する時間がもったいない」との回答も40%に上った。

 一方で、麺と肉、野菜を使った「ミートソーススパゲッティとコールスローサラダ」、米と肉、野菜、卵が入っている「ロコモコ丼」が主食、主菜、副菜を組み合わせた食事に該当するか聞いた。いずれも該当する食事だが、「そうではない」と誤った回答が、それぞれ77%、67%に上った。

 ご飯にみそ汁、焼き魚にお浸しといった定番メニューだけでなく、パスタや丼ものといった手軽なメニューでも、工夫次第で主食、主菜、副菜を組み合わせた食事は可能。若者に栄養バランスに配慮した食事をしてもらうには、こうしたことのPRが重要といえそうだ。

 調査は昨年11月、第4次食育推進基本計画の策定に向けた課題を把握するために実施。18~39歳の男性1017人、女性983人の計2000人を対象にインターネットで行った。
 

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