20年自民党運動方針案 輸出・6次化に重点

 自民党は21日の総務会で、2020年の運動方針案を了承した。11の政策課題の一つに農林水産業を挙げ、「農林水産業の成長産業化と美しく活力ある農山漁村の実現に向け全力をあげる」と明記。輸出促進や6次産業化、知的財産保護・侵害対策などに取り組む。

 農業では輸出促進に加え、スマート農業の導入加速や和牛の増頭など、政府が新たにまとめた「農業生産基盤強化プログラム」の柱を盛り込んだ。農業収益向上・防災につながる土地改良事業を推進する。

 担い手対策は「家族農業経営をはじめとする多様な担い手の育成・確保を推進する」と打ち出した。農地集積に向けては、「人・農地プラン」や農地中間管理機構の活動支援を挙げた。

 豚熱、アフリカ豚熱などの家畜伝染病や重要病害虫対策も盛り込み、「発生・まん延防止対策を徹底する」と明記した。

 安倍晋三首相(党総裁)が目指す憲法改正については「国会発議に向けた環境を整えるべく力を尽くす」とするなど、改憲への意欲を強く打ち出した。次期衆院選に向け、議員の任期が2年を切ったことを踏まえ、「常在戦場を改めて肝に銘じる必要がある」と態勢強化を求めている。
 

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