9月から農作業安全運動 農機事故減に重点

 2020年秋の農作業安全確認運動が9月から2カ月間の日程で始まる。農水省は19日、関係団体を集めた推進会議をウェブ形式で開き、運動方針を確認する。今年の重点テーマは「見直そう!農業機械作業の安全対策」。同省は、農機の事故による死亡者数を22年までに17年比で半減させる目標を掲げている。

 会議では、情報を共有するための都道府県単位の協議会の設置状況や、研究機関、農機メーカーの報告も予定する。

 秋の運動では、特に死亡事故が多い乗用型トラクターについて注意を促す。具体的には、作業機を付けた状態で公道を走るには灯火器の設置が必要であること、安全フレームやシートベルトのない機種の所有者には追加装備や買い替えを推進することなど。啓発のため、農作業安全ポスターを全国で2万枚配る。

 24日からは全国9カ所でブロック会議を開く。新型コロナウイルス感染予防のため、ウェブ形式が中心となる。24日に東北、25日に東海、26日に近畿、27日に北海道、中国四国、28日に九州、31日に沖縄、9月9日に関東の各ブロックで開催する。

 農業就業人口が減る中でも、農作業事故による死亡者は年間300人前後で推移している。同省は毎年春と秋に重点期間を設定し運動を展開してきた。20年からの3年間は、集中対策期間として事故防止策を強化する。
 

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