盗難許さん!旗印

JA職員と豚舎の入り口にのぼり旗を設置する茂木さん(右)(前橋市で)

 北関東で多発する家畜の盗難事件を受け、JA前橋市は、管内の養豚農家に「のぼり旗」を配布し、盗難防止に警戒を強めている。旗は縦150センチ、横40センチで、大きく「防犯パトロール実施中」と記されている。職員が農家に配り、豚舎周辺に設置を依頼している。

 JAでは職員が毎日、管内の養豚場がある地域を車で巡回し、怪しい車両や人物がいないか確かめるパトロールを実施している。のぼり旗を配布することで、地域全体に周知し、警戒感を高めるのが狙い。配布は17日に始め、月内には管内の65戸の養豚農家全てに届ける予定だ。

 約500頭の豚を飼育する同市の茂木秀高さん(40)は、旗を受け取ると豚舎の入り口に設置。「いつ盗まれるか不安で、毎日気が気でない。見回りをしてくれるのはありがたい」と話した。

 前橋市内では、7、8月に五つの養豚場で合わせて約580頭が盗まれる事件が発生している。JA畜産部の小暮則行部長は「犯人側に警戒していることを伝え、再発を防ぎたい」と話す。
 

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